岡山へ見舞い

昨日、今日と岡山へ。 母見舞い。
先週より顔色が良くなった。薬を替えたので夜も寝られるようになったそうだ。食事も三食出されたものを平らげる。 
しかし、精神的にはかなりやられているようだ。 本人の弁によると「ノイローゼ気味」。
今ある不快感は癌による「痛み」ではなくパンパンに溜まった腹水からくる「膨満感」のようである。膨満感は麻薬でも和らげないそうだ。
その膨満感に薬なしで耐えなければならないのだが、それがつらくてノイローゼ気味になっているようだ。死ぬ瞬間まで耐えなければならないのがつらいね。

 「早く死にたい」ばかり言っているが、私には返す言葉がない。「頑張って!」なんて間抜けだし、「早く死ねたらいいね」なんてことも言えない。
ただただマッサージしながら母の不満を聞いてあげるしかない。
この二日間母は一度も笑顔を見せなかった。

癌の「余命告知」ってどうなんだろう?最近すごく疑問に思うようになってきた。