昨日朝、病院から電話があった。母が精神的に不安定なので早めに見舞いに来て欲しい、とのこと。アチャー。すぐに自転車で病院に向かう。
昨晩、睡眠を導入するための薬を打ったらしいが、頭はボーとするが眠れず一晩中看護婦さんを呼びまくって困らせたそうだ。
私が行くと少し気持ちが落ち着くようだ。
担当医から話があった。病室をナースセンターの近くの部屋に変わって欲しいそうだ。
夜中に頻繁に看護師を呼ぶので看護の仕事に支障が出ているようだ。今度の部屋は今までより4000円程度高いが、畳が付いているので付添い人の宿泊が可能だそうだ。
できるだけ家族が泊まってあげて欲しい、とのこと。私は月に2、3度しか来られないのでいいけど、妹は困るだろうなぁ。 仕事が忙しいみたいだし。
さて、病室のお引越し。引越し自体は大したことないが、病室が新しくなることで環境が変わってしまった。 コンセントの位置、TVの位置、トイレまでの動線、全て変わってしまった。体がうまく動かない母にとっては一大事なのだ。ごねるごねる! 「やっぱり映るんじゃなかった。今日は最悪の日だ」なんて言い出す始末。 なるべく母の意向に沿うよう部屋をアレンジ。私も作業で汗びっしょり。 最後はなんとか満足して、、、くれたかぁ?
早速、昨晩は病室に泊まった。
いやー大変大変! 母は薬を打っても寝てくれない。寝返りを打ちたい、水を飲みたい、やらで10分ごとに呼ばれる。 結局午前4時頃から少し仮眠できた程度だった。
次の日が休日でないと、付き添い宿泊は無理だなぁ。
親の看病で疲れ、最後には親を殺してしまったという事件。 よく聞く話だが、殺人は言語道断とはいえ気持ちはすごくよく分かる。
お昼頃、母の妹の信枝おばさんと叔父がお見舞いに来てくれた。 お寿司と、漬物、梅干しを持ってきてくれた。ありがたい。 梅干しは持って帰ろう。
しばらく話した後、母の相手を叔母に任せ、私は安曇野に帰るため病室を後にした。