今日、母はホスピスに入った。終末期ケアが行き届いた医院だ。癌の終末期はかなり痛みを伴うらしい。そこで麻薬系の薬を多用するのだが、ホスピスによって扱える薬の種類やノウハウに差が有るらしい。 母の入所した加藤内科は、癌の末期患者も多く、それに今まで入院していた岡山労災病院の医者も通いで来るらしい。おまけに自宅から近く、妹も通いやすい。
今までは4人の相部屋だったが、これからは個室。
本人曰く、相部屋は夜眠くなくても9時半には電気を消さなければならないので大変だったようだ。電気を消しても眠れるわけなく、夜中中不安な気持ちで過ごさなくならずノイローゼになりそうだったようだ。いくら睡眠薬を飲んでも限界があったようだ。
これからは個室なので思う存分本が読める、と喜んでいた。
病院に母を送り届け、私は安曇野へ帰宅の途に。
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