1992年、多重録音でためた自作の曲を集めて、ちょっとしたカセットアルバムを作りました。今のように高速なネットワークがあるわけではなく、親しい友人に配っただけで、すっかりその存在すら忘れていました。でも先日、書棚で見つけちゃいました。カセットテープなので音が少しヘナっていますが、聴けないほどではないようです。ラジカセがあるうちにMP3データにしてアップします。 私にとっては過去の恥ずかしい部分でもありますが、所詮素人作品ですから、笑ってやってください。
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解説:
元がカセットなのでA面、B面ってのがあるんですね(笑) この面の違いを利用して異なる2つの世界観に分けました。
A面はボーカル付きの曲集。嫌がる家内を説得し、無理やり歌わせました。壁の薄いマンションだったので、隣に気を使いながら唄録りした思い出があります。 今なら音程補正など簡単に出来るんだけどね。 当時1、2歳だった長女が喜ぶだろうと作った曲ばかりでしたが、全く見向きもされずお蔵入りしてしまいました。
B面は9曲目の「お経」以外は、絵本のBGMとして作った曲。結局その絵本は完成しなかったけど、BGMだけが残りました。 最後の「お経」は、家内の祖母の法事でお経を聞いているうちに思いついた曲です。
使用機材:
Fostex model80 (8Trk MTR 1/4'オープンリール)
Fostex model450 (8 trk Mixer)
Macintosh plus with Performer
Roland: D550, JX-8P, SC55, DDR30, MKS-100
Yamaha: RX11, TX81z
Fender Jazz bass, Rockoon fretless bass
Ibanez guitar
ギターとベース以外はすべて今では使用出来ません。ほとんどは故障して廃棄処分しちゃいました。生活を切り詰めて買った機材ばかりなので、動かなくても記念に取っておけばよかった。残念。
Macintosh Plus ってのが懐かしい! 本体と外部フロッピーディスクドライブだけで50万円もしました。起動するのに漢字トーク2のディスクを何度も入れ替え差し替え、大変でした。その後、20MBのハードディスク(20万円)を買ってやっとまともに使えるようになりました。
好きな事に好きなだけ金をかけられた当時が懐かしい。